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引越し訪問見積もりの流れと注意点

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引越しを考える際に、引越し会社に直接電話をして、「料金はだいたいいくらなのか?」と質問をしていませんか? また、インターネットの情報サイトで相場を調べている人もいるでしょう。確かにワンルームくらいであれば、それでも問題はありません。しかしながら、それ以上の荷物量の場合だと具体的な料金を見積もることは難しいのが現状です。

そこで、実際に業者に訪問してもらって見積もりを算出する「引越し訪問見積もり」を活用しましょう。中には、面倒なイメージを抱いている人も少なくないですが、引越し業者がユーザーに対して提供しているとても便利なサービスです。そこで今回は、引越し訪問見積もりの流れと注意点をご紹介します。

訪問見積もりは基本的に無料!

自家用車を見積もりに出す場合もそうですが、訪問見積もりは基本的に無料です。引越しの場合も例外ではなく、有料で行っている業者は存在しません。つまり、引越し業者がわざわざ自宅まで出向いてくれて、引越しの料金を見積もってくれるわけです。引越しを考えている人は、まず訪問見積もりを利用しましょう。

引越し訪問見積もりが無料の理由

それでは、どうして引越しの訪問見積もりを無料で行っているのでしょうか。企業が提供するサービスの一環であれば、料金が発生するのもおかしな話ではないですよね。これには理由が存在して、訪問見積もり無料は「標準運送引越約款」で定められているからです。引越し業者のほとんどが、国土交通省が定めている「標準運送引越し約款」を採用しています。

そして、その約款の中に「見積もりは原則無料」と定められているのです。そのため、訪問時に料金の請求をされたとしても原則として支払う義務はありません。ただし、訪問見積もりの電話口で「自宅に伺う際は交通費を頂きます」という話があった場合であれば、支払わなければいけません。しかしながら、ほとんどの業者では訪問見積もりを無料で行っていることを覚えておきましょう。

記念品のサービスを行っている業者も存在

引越しの訪問見積もりを業者に依頼した際、基本的にユーザーは何もしなくても大丈夫です。また、業者が訪問した時に記念品を頂ける場合もあります。これに関しては絶対ではありませんが「見積もりの記念品です」と言って、お米や洗剤をくれるところも存在します。確かにこれを受け取ってしまうと後で断りにくくなってしまいますが、業者もそれを承知の上で記念品の贈呈を行っています。そして飽くまでも見積もりですので「わざわざ来てもらったから」などの理由で必ず依頼をしなければいけないわけではありません。訪問見積もりが終わったら、その後の状況を聞くために業者が何度も電話を掛けてくることもありますが、興味がないのであればきっぱりと断りましょう。

引越しの訪問見積もりの流れ

引越しの訪問見積もりの流れ

一般的な訪問見積もりの所要時間は荷物の量にもよりますが、15~30分程度で完了します。あらかじめ訪問時間は決められるので、忙しい人でも気軽に依頼することが可能です。電話見積もりでもある程度のことは伝えられますが、時間がかかってしまい、結局曖昧な状態で終わってしまう場合もありますので、訪問見積もりを選択しましょう。ここではその流れについて確認をしていきましょう。

訪問見積もりの依頼

最初に、引越し業者の代表電話に問い合せを行いましょう。すると、全国からの連絡の対応をしているコールセンターへと繋がり、名前、引越し元と引越し先の住所、電話番号といった個人情報のヒアリングが行われます。実際に訪問見積もりを行うのは、各営業所の担当者ですので、ここではユーザーの大まかな内容を聞くのみです。

次に、対応する地域の営業支店から依頼者に対して折り返しの電話があります。ここでは、まず過去にその業者を利用して引越しを行ったことがあるかどうかの確認が行われます。もし利用したことがあるのであれば、業者側のデータベースに前回の情報が記録されています。以前と荷物量が変わらないということであれば、訪問見積もりは行われません。荷物量が大幅に変わっている場合や初めて利用する場合に関しては、訪問見積もりの日程調整を行います。

挨拶

約束をした時間帯になると業者が自宅に訪問してきます。事前に電話で訪問の旨を伝える営業担当者もいますので、対応してあげましょう。先述の通り、業者によっては最初の挨拶時に記念品(米、食器洗剤、ティッシュペーパーなど)をプレゼントするキャンペーンも行っていますので、遠慮せずに受け取ってください。もちろん、記念品に対しての料金請求をされることはありません。

荷物の量をチェック

挨拶が終われば、すぐにご自宅の荷物量のチェックを行います。これはトラックの大きさを決めるため、荷物が置いてある部屋を確認して行うものです。基本的には何も手伝うことはありませんが、引越しの際に捨ててしまおうなどと考えているものに関しては伝えておくことを忘れずに。また、倉庫の中身であったり家の外に保管している荷物(自転車等)があったりする場合は、忘れずに確認をしてもらいましょう。

引越しの内容を伝える

訪問見積もりの依頼をする際に、ある程度のことは伝えているかもしれませんが、再度「引越しの希望日」や「依頼する作業の詳細内容」などを担当者に伝えます。特に詳細内容が決まっていないと、業者側も見積もりを出すことが難しくなってしまいますので、以下の点に関しては事前に決めておきましょう。

  • 引越しする希望日程
  • 作業を開始する希望時間帯(午前or午後)
  • エアコンの移設工事の有無
  • 梱包作業の有無
  • 電気工事(洗濯機、テレビ配線など)の有無
  • 不用品の処分の有無
  • 自動車やバイクなどの陸送の有無
  • ピアノ運送の有無

これらの情報を把握しているのかしていないのかでも、見積金額は大幅に変わってきてしまいます。ここで未定の項目がある場合は、担当者にその旨を伝えて、それを含んだ場合と含まない場合の見積書を提出してもらうよう伝えましょう。

引越し作業についての説明を受ける

ここまで来たら「早く見積もりを出して欲しい」と思う人もいるかもしれませんが、当日のスケジュール、引越し会社の強みなどを説明してくれる時間でもありますので、業者選びの重要な決め手ともなります。それぞれがどのようなサービスを提供しているのか話を聞きましょう。

その場で見積金額を提示

すべての作業が終われば、早速、担当者が支社に連絡をして料金の確認を行ってくれます。トラックの空き状況や付帯サービスの対応可否に関しての確認も併せて行い、その後料金の提示となります。その内容を含めて、見積書を作成し、内容の説明が行われます。その場ですぐに契約をしても良いですし、他の業者の対応を知りたいというのであれば保留をしても問題ありません。もし契約に至った場合は、その場で無料段ボールの受け渡しがあります。

引越し見積もりの押さえておきたい注意点

引越し見積もりの押さえておきたい注意点

引越し訪問見積もりを行っている最中は、基本的に見ているだけで大丈夫です。それでも、他人を自宅に招き入れるということからも最低限のマナーや知識は身に付けておきましょう。ここでは、当日の押さえておきたい注意点に関してご紹介します。

料金だけ聞くのはNG

担当者にも、自宅に訪問してからやらなければいけないことが決められています。すぐに料金を聞かれても詳細を確認しなければ伝えることができません。そのため、訪問してすぐに料金を聞くことはNG行為です。また、料金を聞いてからすぐに値切り交渉を行う人もいますが、作業内容を確認して会社に確認を取らなければ独断で行えることでもありません。

中には仕事などで忙しく、「早く終わらせてほしい」と思っている人もいるでしょう。そういった場合は、事前に「このあと用事がありますので、〇時までに終わらせてください」など具体的に伝えておけば、時間内に収まるように調整を行ってくれます。決して担当者を急かしたりすることはないようにしましょう。

訪問見積もり前に片づけ

基本的に訪問見積もりでは家具などの引き出しなどは開けずに、中に物が収められていることを想定して荷物量のチェックを行います。これは常識範囲内で考えて欲しいことですが、あなたが他人の家を訪問するときに部屋が散らかっているのは嫌ですよね。もちろん、担当者も契約が欲しいため嫌な顔はしませんが、荷物の量を見誤ってしまう場合も考えられます。

これが起きてしまえば、当日になってトラックに荷物が入りきらないなどのトラブルが発生してしまいます。せっかく、見積もりを頂いた金額で契約をしていても、追加配送の手続きが必要となった場合、当初の値段よりも高くなってしまいます。トラックは大きさによっても値段が違ってきますので、事前に片づけておくことをおすすめします。

また、場合によっては依頼を断られてしまうこともあります。直接的に断られることは少ないでしょうが、異常に高い金額を提示するなどの方法で、遠回しに断られてしまうようです。訪問見積もりに関係なく当日までに片づけなければいけませんので、荷物を整理しておきましょう。

見られたくないものはお風呂orトイレへ避難

荷物量をチェックする場合は、細部まで見られることはありませんが、クローゼットの中身などは確認されます。仮に見られたくないものがあるのであれば、事前に扉を閉めておくのもひとつの方法です。しかしながら、訪問時に「中身はどうなっていますか?」などの質問で開けなければいけないこともあるかもしれません。これに関してはプライバシーですので、担当者が断りなく確認することはありませんが、どうしても見られたくないものがあれば、トイレやお風呂へと一時避難させておきましょう。

引越しの見積もりで実際に現場を見てもらう利点

引越し業者によっては、直接自宅へと訪問しなくても電話やインターネットだけで契約が完了できるところも存在します。確かに他人が家に入ることを避けたい場合は良い方法ですが、訪問見積もりではないと得られないメリットも存在します。

業者個別に引越し料金の最安値が分かる

引越し業者は、時期や荷物量、引越しの距離などを元に、料金の設定を行います。これだけだと確かにインターネットや電話でも問題なさそうですが、荷物の大きさに関しては実際の現場を見ている人でなければ判断することができません。そのため、業者に直接荷物を見せると、最適な大きさのトラックが割り当てられます。また、交渉次第では値引きにも応じてくれますので、引越し料金の最安値に辿りつくことも可能です。

引越し会社が見積もりを作成してくれる

電話での見積もりは、言ってしまえば口約束に過ぎません。もちろん、後で見積書を送ってくれますが内容が若干違うといったケースもあるようです。一方で訪問見積もりであれば、その場で作成をし、作業内容などを保証してくれる契約書の役割も果たしています。分からない点があれば、その場で確認することもできますので安心ですね。

段ボールやガムテープが無料でもらえる

段ボールやガムテープが無料でもらえる

引越し業者を利用して引越しをした場合、大きなメリットはこれですよね。自分で用意するのは面倒くさいですし、実際にどれくらい必要なのかも自分で判断するのは難しかったりもします。多くの人が絶対にもらえると信じていますが、電話やインターネットでの契約の場合は、自分で用意しなければいけないことがほとんどです。
引越し業者の訪問見積もりを利用することで、はじめて段ボールやガムテープといった資材を受け取ることが可能です。他にも食器紙やエアーキャップなどを用意してくれる業者も存在します。何が貰えるかは、事前に各社の公式サイトなどで確認しておきましょう。

まとめ

引越し訪問見積もりの流れと注意点をご紹介しました。電話見積もりなどと違い荷物量も正確に分かるため、最終的な料金を安く出来るかもしれません。特に担当者が訪問してもお茶を出すなどの対応はしなくても問題ありませんが、横柄な態度だけは取らないようにしましょう。そこは相手も人間ですので、異常に高い見積もり料金を提示されるなどして、依頼を遠回しに拒絶される可能性も考えられます。また、依頼したい内容は細かく伝えるように心掛けましょう。

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